ECHIZEN/TSURUGA

 シーライフの講習は日本海側では越前(くりや海岸)や、敦賀(敦賀半島先端)をベースに行いました。敦賀半島では最初に、岬先端の立石海水浴場で講習を行いました。1980年後半は、まだこのあたりにダイビングサービスはありませんでしたが、シーライフではスクーバタンクを40本程度保有しており、サービスがなくても講習は可能でした。敦賀半島は比較的距離が近く、日帰り講習が可能でした。立石海水浴場の沖合200m付近に大きな根が複数個有り、面白いポイントでした。湾内のため海が荒れないのが最大のメリットでした。水深8m程度の海底で基本動作のトレーニングを行い、その後、水深15m位まで泳いで帰ってくる形式で行いました。泳ぐ時間は20分ぐらいあり、安定したフィンワークが達成できました。講習に付随したツアーでは、沖合200m位のところから砂地になり、その境界付近に大きな根が南北に複数個有り、十分楽しむことが可能でした。ここは、火力発電所の関係で漁業権はありませんでした。色ヶ浜の民宿と契約(別荘地にある民宿で、宿泊はシーライフのみ)し、ここをベースにダイビングを行いました。

 越前では、大阪の「マリンサービス」の紹介でくりや海岸の民宿「竹田屋」をベースに行いました。沖のテトラの防波堤までは水深が最大で7m程度のため、防波堤内で基本動作のトレーニングを行った後、沖合に泳いで出ました。講習に付随したツアーは、「一本木」、「学校下」、「軍艦岩」などで行いました。伊豆半島の透明度の悪い夏場を中心に行い、ナイトダイビングはくりや海岸で可能でした。 

 2019年9月11日に15年ぶりぐらいに敦賀と越前を回ってきました。敦賀は昔、ダイビングをしていた立石海水浴場が「立ち入り禁止」になっていました。海岸には漂着物があふれ残念でした。越前海岸では、落石防止の工事がいたるところで行われていました。一本木は海岸から海に降りる道がなくなっており、ダイビングできない状況でした。9月上旬ですが海水浴客はゼロでした。敦賀は手の浦(たのうら)、色ヶ浜、立石海水浴場、立石漁港の写真を各々3枚づつ提示しています。

 越前では、南から、軍艦岩、学校下、壁石浜、長須浜と「くりや(大浜)」、ログ前、一本木の写真を分けて提示します。

越前の水中写真をどうぞ!(越前b)